ヴァイオレットちゃん編 造形
やるぞう。
完成予想図はプリントして作業中すぐに見えるところに貼っています。設定画もあれば見やすいところにあると頼もしいですね。
まずは今回の改造で必要のない部分を切り取ります。一旦ドリルを抜いて……
アッ
早速ジョイントが折れました。わーもうどうしよう私のアホもっと優しくして!!!!とはいえ、うーん、そうだな、ええと、本体に残ったジョイントを抜く方法も何となく思い当たるんですが、もはや面倒、というか、外してどっかから別のジョイント持ってきたとしても自分はまた折りそうだし、つけ外しできる機能がついていても多分使うわけじゃないし…アレ…?実はつけ外しできる必要ないのでは…?とも思ったりしまして………とりあえず埋める方向で舵を切りたいと思います。マミさんにした意味…????
舞妓の髪飾りを取ります。
後頭部の髪飾りは別パーツではあるのですが、どうやら接着されていたようで、ニッパーで髪飾りを挟んでちょいと引っ張ったら取れました。穴が空いていますので、これは後で埋めます。
ニッパーはそこら辺にあったものなので多分100円均一で買ったものだと思われます。
前髪についても、不要な部分をニッパーで切り落とします。ねんどろいど本来の素材とパテでは材質が違っているために一緒に削るのが難しいので、ちょっとやりすぎかなーと思うくらい切り取ったほうが多分のちのちやりやすい気がするんですが、ある程度元の造形は活用したい気持ちもあって切り取り過ぎてもなあと思うとなかなか…ま、最終的には、切り取り過ぎたら後でパテを盛ればいいし、盛り過ぎたら削ればいいし、削り過ぎたら盛ればいいし、無限ループです。
切り取りました。
大まかにニッパーで切り取って、ニッパーが届かない部分などを含め細かい部分はデザインナイフで削ぎました。
デザインナイフはタミヤのものです。柄(軸?)が丸いために意外と細かいところに入っていかず、選ぶの失敗したなあと思ったのですが、替え刃がたくさんあるので使っています。これを買う前に使っていたデザインナイフはカッターナイフのように平たい柄だったので、もうちょっと細かいところに入っていけていた気がします。でも…平たい柄だったから強くやり過ぎた時に折れたんだろうな…。
後頭部を丸く調整したりして、パテ盛りの準備をします。なんかやすりで表面荒らしたりとか。
パテを盛ります。
パテは前に使った残りなのでパッケージはもう残っていないのですが、クレオスのエポパPRO-H高密度タイプだと前の記事に自分で書いていました。写真左に写っているメンタームもパテ作業にはたぶん必須アイテムで、指とフェイスパーツにしっかり塗ってパテがくっつかないようにします。
パテ盛り1回目いくぜーーーーー!!!!
とりあえず盛っただけの状態ですので、ぐにゃぐにゃしていますが、大丈夫です…たぶん。
パテは黒白それぞれ1センチずつ使いました。1センチ分とはいえ、一気に全部混ぜると多くて形成途中でパテがどんどん固まり始めてしまうので、1センチ切ってきた分をさらに小分けして1/4くらいの量を都度混ぜるぐらいがちょうどよいと思いました。お団子は後でやります。
大体の流れですが、後頭部のジョイントと髪飾りの穴を塞ぎました。元々マミさんはつむじの位置が正面から見て右側に寄っているキャラクターなので、前後ともにつむじは埋めてしまいます。とりあえず右側のインテーク〜もみあげを作って、そしたら合わせて左側もつくります。もみあげがいちばんやってて前と横の整合性がわけわからんところで絵と違ってくるんですがとりあえず一旦こらえます。後頭部サイドのみつあみは細長く伸ばしたパテを実際に編んでなすりつけましたが、パテが伸びるしあまり均一な太さになっていないのつらいです。
形成には写真に写ってる銀色のヘラを使っています。指だとすぐ限界がくるので、似たような道具は必須だと思います。
写真がちょっと斜めなので切り抜きました。左右のインテークの高さがあっていないのは言わずもがな、削って高さ大きさは揃えていきたいと思います。あと、左側のもみあげが短いので、ここは右側合わせで盛り直し?かなあと思うところです。
固まったら慎重にパーツをバラし、まずはデザインナイフで削っていきます。
削りはじめてだいたい1時間半くらいなので、まだまだ全然です。左側のもみあげを折ってしまったので接着剤でつけるなどのトラブルもありました。薄いと折れやすいですが、求める造形にするには仕方ないので気をつけるしかないし、気をつけてもちょいちょい折れるので接着剤は必須アイテムです。
分析
まだ右側のインテークが高いので削らねばなりませんね。右側面のボリュームが大きいのも気になっていて、どちらかというと左側面に近づけるように削りたいです。前髪はまだあまり触っていないのですがまだまだいじりたいところです。
翌日1時間くらいさらに削りました。
インテークの高さはだいぶマシになってきましたでしょうか。そうすると今度はますます形が気になってきます。前から後ろから、どちらから見ても左右の山(?)が同じくらいに見えるようにしたいなー。右側のサイドの髪はもっと削って薄く、左側と合わせたいところです。横から見た時のもみあげももうちょっと丁寧に削ります…うぬ。あと前髪が横から見たときペタンコなので、丸く盛り直したほうがいいような気もします。
さらに翌日…4日目です。1時間半くらい削りました。
インテークの高さについてはだいぶ合ってきたように思えます。右側面もかなり削ってみましたがまだいける…まだ削ってしまいたいなと思っています。ここを削ったらそろそろ2回目の盛り足しかなと考えています…神ヤス120番が届いたら一旦やすりがけもしたいですね。
5日目。
右目側のもみ上げは一旦あきらめて折ってしまった気がします。
6日目(実際にはかなり間が空いています)。
120番でやすったりナイフで削ったりして、とはいえ足りないところは盛らないと形にならないしなあ…というところで、パテを盛りなおすことにしました。
後頭部の編み込みは結局気に入らなかったので全部もいで作り直して、お団子も作ってみました。デフォルメ効いてる感じだと思えば…(?)。あとは、前髪を前方にすこし盛り足して、右目側のもみ上げの作り直しを行いました。
7日目。
とりあえずオビツ11の肉体を与えました。ボディに関しては、ねんどろいどどーるもいいなあ、どうしようかな、と言っていたものの、色がcreamの女の子ボディを買っておかなかったので間に合わないなって…ほら、映画始まるなって思ったから……。
オビツボディにヘッドを載せてぐるぐるしていると、やっぱり右目側のもみ上げの形が気に入らないんだなってわかってきました。削って近づけるのは難しそうなので、もみ上げはバキッと折って盛り直ししました。
パテが余ったので前髪もすこし足しました。
要らない部分を削ってやすりをかけてつやつやにしました。
そろそろサフ吹いてみようかな!
7日目
やっぱり編み込みが気に入らなくてもう一度やり直しをしました(ええ…?)
でもこれで自分的にはなんとか納得できる感じになりました。前回はコーヒー豆みたいな粒をくっつけていましたが、やっぱりちょっと表現がテキトーすぎると思い…。今回やり直したパターンは、同じ大きさの雫型の粒をたくさん作って、形を整えながら詰めて並べることで、編み込みの雰囲気を出せたと思います。
今度こそ!ほんとうに!サフ!吹いちゃうからね!!!
8日目
サフ2回で切らしました。
…ヨドバシオンラインで注文したので明日には届くみたいです。ありがたやありがたや。
サフ中途半端なのですが一旦組んでみました。
粗いけど自分用だし!かわいいからオッケー!!
お団子は結局、外れる仕様になっています。
お団子にネオジム磁石を1個入れて、頭には直に接着剤でくっつけましたが、そこそこの強さで固定されてくれるようです。
サフ2回でグレーになった分、気になる点がいくつか出てきたのでやすりがけを再度行いました。
9日目
新しいサフが届いたので、サフを吹きなおしました。
サフはこの日2回吹きました。しっかりサフするとつやつやになって原型!って感じでなんかテンション上がります。
塗装編へ続きます。