歌仙ちゃん軽装作成
歌仙ちゃん軽装一応できたわ
— 青井水都藍 (@aoimitora) 2020年1月12日
やればできる#オビツろいど歌仙兼定 #オビツ男士 pic.twitter.com/HiAieDHIsk
軽装発表から1日で作れたおかげでいっぱい反応(当社比)いただけて大変うれしかったやつです。
いつか歌仙ちゃんの軽装発表されたら絶対に作るとは思っていたので、なんとなーく必要になりそうなものは以前から揃えていました。発表のタイミングがちょうど自分的には作業に充てられる日だったっていうのもあり、発表されたからには俺は今すぐやってやるぜヨーイドン。
■浴衣と帯
浴衣の脇に葡萄の柄が入っているし、帯もなんかお洒落さんなので、同じ生地を探すのって結構大変だと思います。ここは印刷できる布で対応します。
リンクはAmazonですけど、私はヨドバシカメラの通販で買いました。浴衣の型紙はいつもの御本からです。
脇に葡萄の柄を入れたいので、本をスキャンしてPC上で型紙のデータをいじって、脇とおくみはあらかじめ繋がっている形の型紙に変えました。ご本の型紙そのものをアップするわけにはいかないので…とりあえずそういうことをやったというメモですが。
この本には帯の作り方も載っていますが、私は襟の型紙を長く変形させて、帯も作ることにしました。帯の仕上がり幅は1センチです。長さはとりあえずA4サイズのシートの縦方向に目一杯取りましたが、結局そんなに長くなくて大丈夫だったので、最終的には腰に結んでみてから都合の良いところで切ってしまったんですけれども。
型紙の配置に関してはまあ…A4サイズに収まるようにうまく並べます。プリント後に水洗いした時に色がうつることがあるので、違う色のパーツ同時は少し離したほうがいいみたいです。
んで型紙がだいたい決まったところで生地の色と柄です。基本的には公式絵から色を拾ってくるのと、葡萄の柄もトレスと、コピペやら反転やらでそれっぽく配置してみます。背面とか予想するしかないわけですし。実際の印刷サイズはとても小さな柄になるので、ざっくりでも大丈夫でした。帯の模様は、上下の小さい柄は生地には入れないで、これは帯を縫った時に出る縫い目で表現することにします。
色と柄をつけたら、まずはA4サイズのふつーのコピー用紙に印刷します。出来上がり線、縫代、全部印刷します。画像が荒くないか、とかまあちゃんと印刷できるかの確認です。あと、画面上で見た色と印刷した時の色ってどうしても差が出るのでその辺も。型紙を改造してる場合は、その型紙で本当に成り立つのかの確認のために、一旦テープで組み立てたほうがいいと思います。
※まだ紙。色は実際の布では水洗いすることで薄くなるので、レイヤーを重ねて50%増しにしてあります。
組んでみるも、型紙はなんとか大丈夫そうなんですけど、葡萄柄の始まる位置が高過ぎるようです。うーん。位置っていうか柄の大きさの見直しですかね。あと、色味はもっと赤っぽい感じにしたいのでデータ上で色相をいじります。
歌仙ちゃんが着せられているのがテイク1、1番手前がテイク4で決定稿です。これで布に印刷します。
印刷できたら、水洗いして余計なインクを落とします。一思いにザブッとやらないと微妙ににじむ…にじんだ…まっそんなに目立たないからいっかな。
乾いたら、チャコシートを使って布の裏側に出来上がり線を写します。中表で合わせで縫うので写したほうがいいと思います。他にも裏から見た時に必要な指示線あれば写しておきます。切り取ってほつれ止めを塗り、縫います。縫うのは少しミシンを使ってみたのですが、オビツ11の場合って、服が小さいから縫いにくい上に縫い目が目立つので結局あんまり使いませんでした。
■扇子
竹串をね、2センチ弱くらいにカットして平たく削っただけのやつ挿してます。
■下駄
履いてる写真ではほとんど写らないんですが一応。あらかじめオビツ11サイズの靴底をレジンで作ってあったので、ピンバイスで穴を3つ開けて、刺繍糸を通して作りました。刺繍糸は瞬間接着剤でガチガチに固めてあります。靴底の色はアクリル絵具で着彩しました。
できた